古四国第86番札所~薬師如来~

2021年2月2日火曜日

親里寸描

奥之院、養老の瀧の薬師如来様は、古四国第86番札所のご本尊としても知られています。

養老の瀧入口

大正3年3月、お上人様は「自分は白木谷(しらきだに)に、笹や竹をかぶったまま捨てられている薬師如来である。古四国の本尊として世の人を助けたい。どうか私を世に出してくれ」との仏告を授かられました。

薬師如来(左のお堂の中)

お上人様は数人の同行を伴い、当時大蛇が出ると噂されて村人も立ち入ることのない薄暗い山中に分け入られました。そして、滝壺上の地中から仏告通りに薬師如来様を掘り出されたのです。以来、薬師如来様は古四国の第86番札所のご本尊としてお祀りされています。
『めぐみ』第86号「大本山のみ仏たち」より
(一部抜粋し再編集しました)




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