参道に咲くムラサキカタバミ |
真実の平和を築く
如実知自心(実の如く自心を知る)ということばがあるように自分自身をみつめる目がしっかり育ったなら実は平和にしろ、わたくしたちの幸せにしろそれらはみんな「自分自身の足下」にあることがはっきり分かるはずです。
このように、第二世覚照猊下は『われ阿難尊者の如く』(ご親教集)でお説きくださっています。
信仰していても生老病死の苦しみからは逃れられないが、信仰をしていれば苦しみや悲しみ以外の心で受け止め乗り越えていくことができます。「皆さん、行じ続けて本当の幸せを授かってくださいよ」と時空を越えて、深い慈愛を一人ひとりにかけて見守ってくださる覚照猊下の声が聞こえてきそうです。
『こすもす』第394号「梅香抄」より
(一部抜粋し再編集しました)