信仰即生活 生活即信仰
ある同行が、「どのように信心すればよいか」と迷って、宗祖に尋ねた。
宗祖は、「口に念仏を唱えるばかりが信心と思うてはいかんばい。身語正の信心は、日常生活の中に、自分の仕事をそのまま自分の行として生かすところから始めにゃでけんばい。勤めに行きながら、家事をしながら、漁をしながら、また道を歩きながらいつでも、どこでも、できるとばい」と言われ、ご自身それを実行されていた。
宗祖覚恵上人は、生活を離れて信仰はなく、信仰と生活が離れて成り立たないことを繰り返し、繰り返し説き、生活の中に仏様をいただいて暮らすことの大切さを諭されています。