本宗学院生の平戸研修。今回は志々伎(しじき)の金刀比羅神社です。
長崎県平戸市志々伎町は、お上人さまが御厨に家族を残し、単身訪れた町です。漁師として働きながら、毎日舟を漕いで湾を隔てた金刀比羅神社にお参りされていました。今回は、お上人さまが金刀比羅神社にお参りするために舟を着けた岩場を、洋上から見ることができました。
【金刀比羅神社下の岩場】 お上人さまが舟を着けた付近には、石灯籠がある |
【金刀比羅神社の鳥居】 四国の金刀比羅宮から勧請されて祀られている |
拝殿を清掃する学院生 |
学院生は境内を丁寧に清掃した後に、拝殿で感謝の読経をしました。
お上人さまは金刀比羅様とのご縁により、身語正立教への道を邁進されることになります。その壮絶な体験をされた地を訪れて、学院生はみな、身が引き締まるとともに、改めてお上人さまへの報恩の思いが湧き上がっていたようです。
金刀比羅神社とお上人さまのご縁については、『宗祖上人伝』第2版91ページや、『めぐみ』130号に詳しく書かれていますので、そちらもご覧ください。